
美しい街並みと細やかなレース編みは必見!「ブラーノ島」
行き方
ベネチア 本島より50分前後。Fondamenta Nuove12番に乗船しましょう。
見どころ
- 街並み
- レース博物館
1.街並み
ブラーノ島は、昔から漁師の方々が多く在住しています。霧や悪天候の中、帰宅しても自宅の場所がすぐにわかるようカラフルに壁を塗っているそうです。カラフルな家並みに、流れる川、浮かぶ船・・・その絵になる美しさにうっとりしてしまうでしょう。
2.レース博物館
料金:5ユーロ
開館時間:4月〜10月 10:00〜18:00 11月〜3月 10:00〜17:00
ブラーノ駅から徒歩約15分、サン・マルティーノ教会の向かい側にレース博物館はあります。レース博物館では、レースの歴史・編み方について学べる上、手縫いの実演を見ることもできます。そして何より、本物の手編みレースを購入することができます!!出店で売られているものは全て輸入品の偽物!であるため、本物を購入希望の方は、ここで買いましょう!また、ベネチア 本島にあるレース専門店は、手編みではなく機械縫いの商品が売られています。
サン・マルティーノ教会
ブラーノ駅から、教会の塔を目指して歩けば、迷わずレース博物館にたどり着けます。
レース博物館
手縫いの技法に関する貴重な資料も閲覧できます。
実際に手縫いされているところを見させて頂きました。お話を伺ったところ、16世紀に漁で使われていた網から派生して伝わったとのこと。ちなみに、ブラーノ島での縫い方の特徴は「Punto in aria(空中刺し縫い)」という技法で作られていると教えて頂きました。
総評
街をぶらぶらしているだけでも十分に楽しめます。レース博物館に足を運んだ上で、出店に売られているレースを見てみて下さい。品質の違いが一目瞭然です。また、定期的に教会横の鐘塔から聞こえる鐘の音もとっても素敵でした。
可能なら平日に足をお運び下さい。土曜日に行ったこともあり、観光客が多く、どこのお店もごった返していたのが残念でした。